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2010年10月21日 (木)

第六則・世尊拈花

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         六  シャカ花を持つ
 
 シャカさまが、霊山での集まりのとき、みなに花を見せた。このとき、だれもポカンとしていたが、ただカショウさまだけがニコリと笑った。
 シャカさまがいう、「わしの世界の見方、人生の極意、すがたと影の、ふしぎな道理、文字に書けない、心の教えを、この大カショウに授ける。」

  無門がいう---茶色のシャカさん、吹きも吹いたり、善人をナメて、見本とちがう物を売り、いかにも奇抜なつもり、だがもし全部がニコリとしたら、「世界の見かた」も授けにくかろう。もしもカショウがニコリとせねば、これまたどうして伝えられよう?「世界の見かた」が秘伝だなどとは、茶らぽこおやじのいなか芝居だ。またもし秘伝でないのなら、なんでカショウに限るのか?

 歌に---
    花を持つ手に、
    シッポが見えた。
    カショウ笑えば、
    宇宙が動く。

-----思い出すこと-----

 これは、お釈迦さまが手に持つ花を少しひねって見せたら、カショウがニッコリ笑ったという話です。

 女子アナウンサー論
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 テレビのニュースを見ていると驚くほど美形の女子アナウンサーがでてきます。特に世界ニュースを見ていると世の中にこんなに顔かたちが整った人がいるものかと思うことがあります(そういう超美人はあまりアナウンサーとしては大成しないようです)。
 しかし、テレビで微笑んでいる間は自分とは無関係ですが、同じ空間で同じ空気の中で少し顔を傾けてニコッと笑ってくれて、はじめて自分にとっての美人になり、大抵の男性はとてもうれしくなります。

 学生時代、私のクラスでも美人はいたのですが、キャンパスでそのコ(女子)がニコッと笑いながら近づいてくるときは、いつも合唱クラブのコンサートの切符売りでした。卒業まで8回くらい同じ手で切符を買わされてしまいました。
 彼女はこの公案の応用を行っていたのだろうか。

 

  A15g003_3解説

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